アラフォー小児科医のインデックス投資

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インデックス投資・小児科医として・父としてのことを書いています。

ジュニアNISAは教育費の準備に適してるか?

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教育費の準備としてジュニアNISAが適しているか?

YesでありNoでしょうか。

自分も含め投資経験の乏しい人には、向いていないと感じています。

投資経験の豊富な人にとっては、教育費の準備として使用してもよいかもしれません。

しかし私自身は、投資の知識も経験もまだまだ乏しい状況です。

 

教育費の中でも大学費用の準備が最も大切です。この大学費用は、使う期限が決まっているものです。

子どもが生まれてから、約18年後から4-6年間に必要になるものです。ほぼ必要となる期限と期間が決まっているのです。

ということは、インデックスファンドや株式を18年間持ち続けて、いざ大学費用が必要となった時に市場の下落が生じて含み損となった場合は、大学費用が不足してしまうおそれがあります。

 

老後資金のための積立投資では、必要となった時に取り崩していくこととなると思います。65歳から取り崩すとすると約20-30年間をかけて取り崩していくこととなるので市場の下落が生じてもあわてる必要はなく、市場の回復をまてるだけの期間があります。

 

ジュニアNISAで大学費用を準備すると、必要となる18歳までに出口戦略を考えておかなくてはいけません。投資経験が乏しい私には、この出口戦略が難しいのではないかと感じています。どのタイミングで利益を確定するかどうかの判断が自分にはできそうにありません。

事前に出口戦略として、保有している資産(インデックスファンド、個別株)が、どの程度利益がでたら、利益確定をするか決めておく必要があると考えます。

 

結論としては、自分自身も含め投資経験の乏しい人は、教育費の準備としてジュニアNISAを利用することはおすすめはできないように思います。

私なら貯金と学資保険で準備するでしょう。

 

もし、私がジュニアNISAを利用するなら、子供へのお金に対する教育の手段として使用すると思います。子どもが20歳以上になると投資商品は自動で成人NISAに移行するということなので、引き続いて子供自身が積立を将来に向けて続けていってくれればよいと考えます。子供が成人して資産形成を行っていくきっかけにしてもらえればOKです。

自分にとってジュニアNISAを利用するなら、上記になると考えています。