どこでインデックス投資を始める?
どの証券会社に口座を開設するか?
インデックス投資を始めるには、どの証券会社に口座を開設するかが最初のステップになります。
楽天市場、楽天ブックス、楽天トラベル、楽天カード、楽天銀行をよく利用する人(楽天経済圏の人)は、楽天証券で口座を開設するのがベストです。
楽天ポイントが貯まるだけでなく、そのポイントを積立投資に使えるのが魅力です。期間限定ポイントは投資に利用できないのが少し残念ですが、貯まったポイントを10年20年と積立投資すると大きなメリットが出てくるでしょう!
私は、楽天市場でネットショッピングをすることが多く、楽天カードも保持しているので、迷わず楽天証券に口座を開設しました。同時に楽天銀行の口座も開設しました。
楽天証券と楽天銀行とのマネーブリッジという制度もあり、普通預金の金利が0.1%になります。
現在のメガバンクの普通預金の金利は0.001%であり、個人向け国債の金利も0.05%であることを考えると、楽天銀行の0.1%は魅力があります。無リスク資産の積立場所(1000万円まで)として利用していく予定です。
楽天証券にはノーロードのインデックスファンドが豊富にあります。つみたてNISAには、楽天バンガードシリーズやeMAXIS Slimシリーズもあり魅力的です。楽天証券のiDeCoには、Slimシリーズがないのですが楽天バンガードシリーズが選択できます。
私は、iDeCoで楽天全世界株式、つみたてN I SAでSlim先進国株式とSlim新興国株式の積立投資をしています。
妻はSBI証券に口座を開設しました。楽天証券のようにノーロードのインデックスファンドが多いいこと、妻も将来iDeCo利用する時にSBI証券のセレクトプラン(Slimシリーズが選択できる)があることが決め手になりました。
インデックス投資をするならこの二つの証券会社で問題ないと思います。
ライフプランと資産形成
貯蓄から投資へ
という言葉がありますが、日本人は投資という言葉に対して危険なものと感じる人が多いのではないでしょうか。インデックス投資を始める前の自分自身も投資についてよいイメージはなかったです。
貯蓄から資産形成へ
資産形成という言葉なら悪いイメージというよりは、将来必要とするお金の準備とイメージすることができると思います。
ライフプランと資産形成
まずは、自分と家族のライフプランを立てることが大切です。
およそのライフプランを立てることができれば、どの時期にどれくらいのお金が必要かということが分かってきます。
そうするとそのために資産形成(お金の準備)をどうしていくかということを自然と考え、向き合っていくことになります。
ライフプランの中で準備しなくてはいけない大きな支出は、
三大支出
①住居費:自分なら一戸建ての住宅ローン
②教育費:子ども4人、大学費用だけでも最低2000万円
中高が私立ならさらにプラスの費用がかかります。
中学受験をするなら、さらに3-4年間の塾代
塾以外の習いごと
③老後資金
三大支出以外
④車
⑤旅行
だいだいこの5つが日常の生活費以外での大きな支出になると思います。
住居費については、新築一戸建てを現金一括で支払うことができる人はほどんといないので、月々ローンで支払うあるいは家賃を月々支払っていくことになるでしょう。
しっかりと計画をたてて準備していかないといけないのは、教育費・老後資金・車の購入になってくると思います。
教育費の準備
教育費をすべて投資で準備することは危険です。ジュニアNISA(80万円/年×5年間、400万円)を使って準備することも一つの選択肢ですが、これは子どもがかなり小さい時期に始めて、大学入学くらいまで長期に運用していかないとマイナスになる可能性もあり、一般NISAやつみたてNISAのように利用が増えていないようです。
私の子供は一番上の子が中学3年生、一番下の子が6歳なので、ジュニアNISAを利用するなら一番下の子だけかもしれません。
教育費の準備は、基本的にはリスクの少ない貯金や学資保険で積み立てていきながら、余裕があるならジュニアNISAを利用してみるということが現実的でしょう。
準備は子供が産まれたときから開始がベストです。早く始めれば始めるほど準備期間が長くなり、必要とする資金を準備できる可能性が高まります。
老後資金の準備
これは時間が見方をしてくれます。もっともインデックス投資が向いています。
少額でも構わないので20代から始めることをお勧めします。20代から始めることができれば、約40年間という長い時間を味方にすることができるのです。
iDeCoとつみたてNISAで準備をはじめ、余裕があるなら課税口座でも積立を追加していくことで、老後資金の大部分が準備できる可能性が高いです。
インデックスファンドの選択は、ローコストであることと長期間維持される(繰り上げ償還のリスクが少ないファンド)可能性が高いものを選ぶことが大切です。
現時点では、eMAXIS Slim先進国株式がよいのではないかと考え、これを中心に積立を行っています。
まとめ
①まずは自分と家族のライフプランを立てる。
②そうすれば、準備しなくてはいけないお金の予想がある程度知ることができる。
③あとは何で準備をするかを考えるだけです。
私は、老後資金をインデックス投資で準備をはじめています。(約25年程度の準備期間があり、きっと時間が味方してくれるでしょう。)
夫婦で積立投資
私自身は2018年からインデックスファンドの積立投資(iDeCo、つみたてNISA、特定口座)をはじめました。
約1年たってインデックス投資に対する知識や慣れ(長期・分散・積立投資)がでてきました。
そこで余裕資金があるなら、妻も積立投資をしてはどうかと考えています。
私の妻はパート主婦です。専業主婦が積立投資をすると、夫の収入からの投資になるので10年、20年と積立投資をすると贈与ということになる可能性があります。
しかし、パート主婦であれば、その収入分を積立投資に回すのはまったく問題ありません。
妻の年間のパート収入は約50万円です。これを妻自身の積立投資に回したいと考えています。
妻の積立投資の方針
・積立をする証券会社:SBI証券
・積立投資をする商品と口座
つみたてNISA(40万円/年):eMAXIS Slim先進国株式
iDeCoよりつみたてNISAを選択しました。iDeCoは毎月の拠出だと167円/月の手数料が発生することと、iDeCoは60歳までは引き出すことができないことが理由です。
余裕資金があれば、節税効果のない主婦であっても、iDeCoをすることもありだと思いますが、今のところはつみたてNISAを優先して積立を開始します。
余裕資金がある家庭(特に共働き夫婦)なら、夫婦でつみたてNISAとiDeCoをまず優先して積立投資を行っていくことをおすすめします。
確定申告(2018年)
2018年の確定申告を今年もe-Taxでしました。
2か所から給料をいただいているので(1か所は月1回程度のアルバイトのようなものですが)、勤務先での年末調整ではなく、自分で確定申告が必要です。
勤務医でも確定申告をすれば、還付金があります。
①生命保険料控除
生命保険料控除には3つあります。3つでMax12万円です。
・一般の生命保険料控除:自分が死亡した時の収入保障保険、学資保険など
・個人年金保険料控除:個人年金も月々少額ですが積み立てています。退職後の年金など収入が多い場合は、後に税金として支払わないといけないかもしれませんが、子育て世代で住宅ローンや教育費が重くのしかかってくる40歳代の自分には、少額でも控除はありがたいです。
②小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)
月1.2万円(控除額14.4万円/年)ですが、老後資金形成と節税の目的で行っています。これも退職金が多い場合は、受取時に税金を払わないといけないのですが、同じように住宅ローン返済や教育費が重くのしかかってくる子育て世代には、ありがたい控除ではないでしょうか。
③住宅ローン控除
住宅ローン控除が自分には利用できます。自分が住宅ローンを借りた時代は、控除期間(10年間)+控除限度額(年末借入金残高×1.2%、最大60万円)です。10年間はこれが利用できるので、繰り上げ返済はせずにその分を教育費などの積立に回しています。
④地震保険料控除
一戸建て住宅でローン返済中の人は、ほとんど加入しているのではないでしょうか。
地震保険料も値上げ利してきているので、これも少額ですがありがたい控除になります。
⑤医療費控除
基本的には、年間の医療費が10万円を超えればですが、今年は子どもの歯科矯正費用が大きく、年間の医療費が10万円を超えたので申請しました。
⑥寄付金控除(ふるさと納税など)
所得税や住民税を多く払っている家庭では、節税を目的に利用されている人もおおいのではないでしょうか。自分も節税という目的はあまりよくないのかもしれませんが、昨年もふるさと納税をやりました。
2018年も①から⑥の申請で、還付金がありそうです。
この6つの中でも大きいのが、住宅ローン控除、ふるさと納税、iDeCoです。住宅ローン控除の10年間が過ぎてしまうと、おそらくほどんど還付金はなくなってしまいそうですが。
夜間眠らずに勤務した分もたくさんの税金として支払っている勤務医には、これぐらいの控除があってもよいように思っています。