できない上司とどう付き合っていくか
今日はインデックス投資と関係のない話です。
できない上司とどう付き合っていくかは、医師でなくてもどこの分野でも悩ましい問題です。
医師はまさに年功序列、医師になって何年というだけで評価されることが多いのです。
専門医という制度があるのですが、指定されている研修施設で働きさえすれば、ほぼ取得可能です。
医師としての能力は、どれだけ多くの経験を積み(たくさんの患者様を主治医として担当したか)、知識と技術を向上させてきたかで決まります。
勤務している病院で働き続けたいのであれば、できない上司としてあきらめてその上司のフォローをしていっています。
それだけであればがまんできるのですが、そういう上司ほど部下にえらそうにするのです。
若手の医師には、指導医としての絶対的な知識と経験の差をみせてあげることで目標となってあげることが大切です。
できない上司は、不十分な経験と技術にもかかわらず、部下には厳しい。自分ができていないのに、それを部下に命令する。なかなか若手医師がついてはいけない。
こういった状況なので、私自身も若手医師に指導がしずらい状況になっています。若手医師にこうしなさいと指導しても、この上司ができていないのです。指導しても説得力にかけてしまい、ジレンマに陥っています。
こういった上司とどう向き合っていくかが今の大きな悩みです。
その上司が問題を起こさなければ、このままの状況が延々とつづいていきます。
実は、医師の世界にはこういったことが少なくありません。